非常用発電設備

備えあれば憂いなし

 地球温暖化が進行し、海面温度が上昇。暖かい海上で、多量の水分を含んだ気団が日本列島に近づくと、線状降水帯を形成し大雨を降らす。 このような異常気象はもはや数年に一度の異常な状態ではなく、あたりまえのように、毎年起きるようになってきました。台風も赤道近くではなく、より日本列島に近い位置で生成され、もうれつな風や雨をもたらします。不幸にも毎年日本のどこかで大災害が発生するがあたりまえのようになってしまいました。
 大災害は現代の生活に欠かせない水道・ガス・電気・物流などのインフラを破壊し、生命も脅かされてしまいます。このような事態ですので、インフラ設備の寸断に備えることは、もはや病院・製鉄所等の特定施設にかぎったことではなくなってきています。
 各メーカより、さまざまな非常用発電設備が発売されていますが、私ども電気設備の専門家として、お客さまの電気の利用状況や建物の電気設備を検証して、よりよい発電設備の選択や、非常用発電設備の設計・施工・保守を承っています。

非常用発電システム

 自動操作・自動並列運転・無停電電源装置など、最新の技術をフルに発揮し、学校・病院・ホテル・ビル・地下街などの非常用および予備電源や、瞬時の停電も許されないコンピューターセンターや、インターチェンジ、トンネル内の照明用、空港の夜間照明・通信用、ターミナルビル、通信・電話・テレビ・ラジオの送信中継用などに、非常用および予備電源として採用されています。万一の震災や火災などの時に、非常照明やスプリンクラーが働かないと大変です。大切な人命や財産を守る防災設備には、高い信頼性を集めた非常用発電設備が不可欠です。
YANMAR資料より引用)